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「あしなが学生募金」の呼びかけを行いました。



遺児の進学 もう不可能?
92年に163万人分あった高卒求人数は、02年には15万人に激減、遺児母子家庭の平均労働収入は131万2338円で一般世帯の29.6%となり、はじめて3割を切りました。階層の二極分化が進み、遺児は大学に進学する余裕はありません。
就学も進学もできない遺児には「奨学金と学生寮」が必要です。「あしなが心塾」(寮費月1万円で1日2食付き)を利用し、あしなが育英会などの奨学金を借り授業料に充てれば、生活保護家庭の子でも地方の遺児でも親からの仕送りなしで首都圏の私立大学進学が可能になります。

あしなが育英会
http://www.ashinaga.org/

10/21(金)午前10時から、JR新宿駅西口の小田急百貨店前で山下泰裕と井上康生選手、塚田真希選手とともに「あしなが学生募金」(病気・災害・自死遺児らを奨学金と心のケアなどで支援)の呼びかけを行いました。



街頭に立ちマイクを持って『私は、2000年ごろから「あしなが」さんとして微力ですがこの活動を応援してきました。今日は、多くのあしながおじさんの代表としてこの場に立っています。多くの人が支えあいながら生きる社会であり、子供たちに教育を受ける権利を実現させるのは、多くの人々の善意です。自分のことだけを思う社会でなく、相手に対する思いやりが必要です。「あしなが学生募金」を多くの方に関心を持ってもらいたいと願っています。どうか、募金よろしくお願いいたします。』と挨拶をしました。
報道陣も駆けつけ、多くの人が山下の呼び掛けに足を止めて募金を行ってくれました。



「あしなが学生募金」は、病気・災害・自死遺児らを奨学金と、遺児の大学進学のための学生寮「あしなが心塾」の建設費として、募金全額をあしなが育英界に寄付します。
今年の街頭募金は、
10月22日(土)23日(日)29日(土)30日(日)に、47都道府県主要都市約500箇所で、遺児が街頭に立ち募金の呼びかけを行います。 (編集部)



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